【 TWブロ ★】

~if Today was your last day~

【その小さな身体に込められた願いと希望と純粋さと】

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おはようございます。

 

今日はなんとなく

 

ブログを書きたいなと

 

久々にPCを開いてみました。

 

 

と言うのも

 

先日ちょっとした定期検査で

 

かかりつけの病院にいったのですが

 

大学病院でまあ結構広いのですけど

 

そこでレントゲンを撮る際に

 

待合室の椅子で待機していたんです

 

少し薄暗くて

 

静かなんですが

 

なんか機械の音が

 

「ごぅんごぅんごぅn・・・」と

 

小さく鳴り続けてる場所で

 

ふと横をみると

 

一組の親子がいたんですね。

 

お子さんの方がご病気のようで

 

たぶん歳は8~9歳くらいじゃないかなと

 

なんせ大きな病院ですので

 

色んなご病気をお持ちの方がいらっしゃいます

 

その子は、車いす

 

鼻から酸素チューブを入れていました

 

身体には大きなコルセットを巻いていました。

 

点滴台も横にあったのですが

 

その点滴台は私自身も経験あって

 

細かい段差などを越えるだけの小さな振動でも

 

「ぴ・ぴ・ぴ・・・」と

 

誤動作音?が鳴り続けてしまうやつでした。

 

本来その音が鳴ってしまうと

 

看護師さんなり医師の先生なり呼んで

 

なおしてもらうのですが

 

自分はめんどうくさがりなので

 

勝手にポチポチ押して消してました。

 

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と、話がずれましてすいません

 

しばらくするとその親子の母親が

 

じゃあちょっとここで待ってなさい!

 

わたし少し行ってくるから!

 

わかった?大丈夫ね?

 

となんかの流れで会話していました

 

お子さんがそこで一言

 

「怖いよぉ・・・」と。

 

母「怖くないよ!すぐ戻るからいい?!」

 

子「・・・」

 

母「わかったわね?じゃあちょっと待っててね!」

 

と言い残しどこかへ去っていきました。

 

 

「怖い」

 

10歳にも満たない子が

 

素直に感情のまま口にしたその言葉に

 

どうしてもひっかかりました。

 

俺もこのくらいの歳で毎年病院来てたっけな、と。

 

けど親に一度も「怖い」と言ったことがなく

 

どこかでその感情を見せずにいました。

 

親が不安になるのを知っていたから。

 

それを聞いた親が自分が強くいなくては、と無理をさせるから。

 

なので、その子の放った言葉の意図

 

「怖い」

 

すごく痛いほどわかったような気がしました

 

いつからかはわからないけど

 

その小さな身体でずっと今まで闘ってきたんだろうと

 

そりゃ怖いよな。

 

自分がいつ存在しなくなるのか

 

今なんじゃないかって

 

身体につながれた機械が突然誤作動を起こしたら?

 

そんな不安と常に向き合っているんだよな。

 

いつ爆発するかもわからない時限爆弾を

 

キミも抱えているんだろ

 

笑いごとじゃねえんだよな

 

純粋に素直に「怖い」んだよな

 

周りに知り合いがいない状態で

 

なにもできずに、もしも何かあったら

 

たった一人孤独で。

 

そんな不安で押しつぶされそうになるよな。

 

けど大丈夫

 

そん時は俺が全力でキミを助けるから

 

全力で叫んでやるから

 

そう心の中で思いながら

 

なぜか少し涙目で真っ白な廊下を眺めていました。

 

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小さき過去の俺の心の代弁者へ

 

きっと君は強くなるよ、人として。

 

俺が言えなかったその言葉から

 

また真っ直ぐに歩けるような

 

そんな力をもらいました。

 

もしも神様が存在するのなら

 

普段そんなものは信じないけれど

 

今だけとは言わず

 

これからもずっとこの子を

 

見守ってあげてほしい。

 

以上です

 

 

そんな一日でした。

 

 

おやすみなさい

 

 

明日という権利が平等に訪れますように。

 

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